写真はすべて上:2011年4月、下:2012年1月。 国道398号線より浜を望む。あのとき津波は左手に見える町立病院の一階まで到達したと聞く。4月の写真には病院の手前にひっくり返った乗用車が見える。 1月になり、瓦礫は取り除かれ、被害のあった建築は取り壊された。 4月の時点で電線をかけなおしていた電柱には街灯がついた。 町立病院より黄金町方面を望む。 見渡す限りすべてのものが、と言うと誇張だろうか。多くのものがなくなってしまった。 道路によって分けられた区画が、ここに町があったという事を物語る。 津波により横転、津波被害資料として残されることが検討されている江島共済会館。 関連記事: 女川 2012年1月 後編 石巻 日和山 2012年1月 震災前と後の風景〈女川町〉 女川定点観測