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仙台市宮城野区栄町のアパート

仙台のアパートと石巻の実家——ふたつの住まいとその周辺の震災の記録(1)

宮城県石巻市出身で仙台市宮城野区に住んでいた私は、東日本大震災によって自分の部屋と実家の両方が被災した。
仙台のアパートは、仙台港に近かったものの東部道路よりも内陸側だったため津波の被害は免れたが、地震による建物の被害がひどく「大規模半壊」を受け住むことができなくなった。 石巻の実家もまた、石巻工業港のすぐ北側にあったため、津波による大きな被害を受けた。

これは、2011年3月中旬から数カ月の間に携帯電話で撮影した、私のふたつの住まいの被災記録である。
*写真は当時の携帯電話で撮影されたため、分かりづらいところもありますがご理解ください。


■宮城野区栄町のアパート外観

宮城野区栄町のアパート外観

(左)2011年3月11日から数日後|外壁の一部が落剥
(右)2011年4月7日深夜の強い地震から数日後|落剥が拡大

■アパート内部

アパート内部

2011年4月上旬
(左)タイルが落剥したバスルームの壁面
(右)バスルームの前の壁の天井付近

■アパートの跡地

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2011年4月上旬
二度の地震で建物は全壊判定となり
外観を撮影した数日後には解体され更地となった


2013年8月受入|記事はヒアリングをもとにわすれン!スタッフが作成

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せんだいメディアテークでは、市民、専門家、スタッフが協働し、東日本大震災とその復旧・復興のプロセスを独自に発信、記録していくプラットフォームとして「3がつ11にちをわすれないためにセンター」(わすれン!)を開設しました。

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