1月17日に発災から23年をむかえる阪神・淡路大震災。
第64回目のてつがくカフェでは、昨年神戸で行われた、震災で亡くなられた方々の名前を読み上げる試み「名を呼ぶ日」の映像記録から、みなさんと一緒に震災や追悼の意味を考えます。
また、てつがくカフェ前後の1週間には、当日の様子を記録した8時間におよぶ全映像記録『名を呼ぶ日』と関連資料を展示します。てつがくカフェとあわせて、ご高覧ください。
《今回の問いかけ》
阪神・淡路大震災から22年が経過しようとする神戸で夜を徹してある試みが行われました。
「名を呼ぶ日」は、2017年1月16日の夜8時から翌朝5時30分にかけて、神戸市長田区のふたば学舎(旧二葉小学校)で行われた、震災で亡くなられた方々の名前を読み上げるという試みです。震災のご遺族の方や防災を学ぶ大学生など7名が交代で名前を読み上げていきました。
阪神・淡路大震災では6,434名の方が亡くなったとされていますが、その完全な名簿は公開されていません。そのため「名を呼ぶ日」では、当時の新聞や文献などの資料から確認できる5,585名分の名簿を作成し、読み上げに使用しました。
今回のてつがくカフェでは、「名を呼ぶ日」の全記録映像のうち、最初の1時間を約13分に編集した記録映像を上映した後、「名を呼ぶ日」の参加者を交えて、それぞれが感じたことなどについて語り合いたいと思います。ぜひご参加ください。
高森順子(「名を呼ぶ日」アーカイブプロジェクト)
西村高宏(てつがくカフェ@せんだい)
「名を呼ぶ日」は、2017年1月16日の夜8時から翌朝5時30分にかけて、神戸市長田区のふたば学舎(旧二葉小学校)で行われた、震災で亡くなられた方々の名前を読み上げるという試みです。震災のご遺族の方や防災を学ぶ大学生など7名が交代で名前を読み上げていきました。
阪神・淡路大震災では6,434名の方が亡くなったとされていますが、その完全な名簿は公開されていません。そのため「名を呼ぶ日」では、当時の新聞や文献などの資料から確認できる5,585名分の名簿を作成し、読み上げに使用しました。
今回のてつがくカフェでは、「名を呼ぶ日」の全記録映像のうち、最初の1時間を約13分に編集した記録映像を上映した後、「名を呼ぶ日」の参加者を交えて、それぞれが感じたことなどについて語り合いたいと思います。ぜひご参加ください。
高森順子(「名を呼ぶ日」アーカイブプロジェクト)
西村高宏(てつがくカフェ@せんだい)
第64回てつがくカフェ「映像記録『名を呼ぶ日』から考える」
■ 日時:2018 年 1月 20日(土)15:00-17:30
■ 会場:せんだいメディアテーク 7f スタジオa
■ ファシリテーター:西村高宏(てつがくカフェ@せんだい)
■ ファシリテーショングラフィック:近田真美子(てつがくカフェ@せんだい)
■ 参加無料、申込不要、直接会場へ
◉ 関連展示 「読むこと、聞くこと、囲むこと:阪神・淡路大震災22年目の試みの記録」
今回の「考えるテーブル てつがくカフェ」に合わせて、8時間にわたる読み上げの全映像記録『名を呼ぶ日』と関連資料を展示します。当日の様子をぜひご覧ください。
■ 期間:2018年1月13日(土)− 1月28日(日)(1/25はお休み)
■ 開場時間:9:00−22:00(最終日は17:00まで)
■ 会場:せんだいメディアテーク 7f スタジオa
◆ 問合せ:mmp0861@gmail.com(てつがくカフェ@せんだい 西村)
◆ 主催:てつがくカフェ@せんだい/「名を呼ぶ日」アーカイブプロジェクト/せんだいメディアテーク
◆ 助成:一般財団法人 地域創造
《てつがくカフェとは》
てつがくカフェは、わたしたちが通常当たり前だと思っている事柄からいったん身を引き離し、そもそもそれって何なのかといった問いを投げかけ、ゆっくりお茶を飲みながら、「哲学的な対話」をとおして自分自身の考えを逞しくすることの難しさや楽しさを体験していただこうとするものです。
てつがくカフェ@せんだい http://tetsugaku.masa-mune.jp