【映像制作者コメント】
8ミリカメラ以来、家族や自らの思索の歴史を記録し続け41年。米寿です。中山五丁目の盛り土宅地は大震災により地滑りで被災。我家も市から避難勧告をうけました。現在地を去るには忍びず、アンダーピニング工法で沈下地盤を修復、復興に至るささやかな我家の映像記録です。
末武保政
【撮影年月日・撮影場所】
2011年3-5月・2011年7-8月(宮城県仙台市青葉区中山5丁目の自宅とその周辺)
【撮影日】
2011年3-5月・2011年7-8月
【収録】
27分
【制作】
2011年
【視聴者のこえ】
・私自身も経験したものなので、家の中の様子等、思い出しました。(DVD視聴者アンケートより)
・実際に、またいつか現場を直接目で見て、知りたいと思いました。私自身、九州に住んでいて、正直TVの中での映像しか知らずに、記憶からは少しずつ、薄れていってしまいそうになる中で、知りたいと思いきました。たくさんの人の想いがそこにあったように思います。前を向いている人、進んでいる人、まだ進めない人、たくさんの方達の想いを少しは感じようと。でも、やはり当事者の方しか、実際に体験された方しかわからないとも思いました。でも来てよかった。記憶の中にしっかりと残りました。これから何もできない自分が何か少しでもできる事、考えます。(DVD視聴者アンケートより)
本作品は、せんだいメディアテーク 2階 映像音響ライブラリー/視聴覚教材ライブラリーにて、貸出・視聴サービスをご利用になれます。
DVDの貸出状況のご確認には、仙台市図書館ウェブサイトの資料検索をご利用ください。 関連動画:記録者・末武保政さんインタビュー