【映像制作者コメント】
震災後、被災者への傾聴を目的とした移動喫茶Cafe de Monkが宗教者たちによって行われている。"Monk"とは英語で修道者,僧侶。そこへ悶苦(もだえ苦しむ)の意味をかけたものだ。宗派を超えて結集し,犠牲者の弔いや被災者への傾聴活動を始めた宗教者たち。それを可能にしたものとはいったい何なのか。そして「科学」や「合理性」だけでは扱いきれない被災地の現実とは。3.11後の信仰の在り方を問う。
team Ra+
【撮影年月日・撮影場所】
2011年10月20日ー2012年1月12日
(宮城県石巻市開成仮設住宅・仙台市青葉区春日町 せんだいメディアテーク)
【撮影期間】
2011年10月20日ー2012年1月12日
【収録】
16分
【制作】
2011-2012年
【視聴者のこえ】
・阪神大震災で曹洞宗のボランティアをしたのですが、その頃と比べると、ボランティアっていろいろと発展しているなぁと思いました。適材適所の出来ることを自ら考えてやっている日本っていいなぁと思います。ニックネームがいいなぁ。(DVD視聴者アンケートから)
・震災という一つの大きな出来事の内に潜在する問題の一つを、あるいは見逃しがちな新しい視点を提起する映像作品であったと思う。(DVD視聴者アンケートから)
本作品は、せんだいメディアテーク 2階 映像音響ライブラリー/視聴覚教材ライブラリーにて、貸出・視聴サービスをご利用になれます。
DVDの貸出状況のご確認には、仙台市図書館ウェブサイトの資料検索をご利用ください。