制作者コメント:
東日本大震災の地震で被害を受けた仙台市内下水道の復旧工事の記録です。地下に埋まっている下水道は、衛生的な暮らしを見えないところで支えています。地盤沈下、液状化、地下水などと戦いながら下水道災害復旧は行われました。トイレやお風呂、家事から排水され普段は気にも留めない下水ですが、当たり前に使えるために日夜作業をしていた労働者たちの作業をご覧ください。
監督:
高野裕之
撮影年月日・撮影地:
2012年7月11日13:00〜17:00、10月12日13:00〜17:00、11月9日・22日13:00〜17:00(宮城県仙台市泉区根白石)
2013年1月19日13:00〜17:00(宮城県仙台市泉区根白石)
収録:
35分
制作年:
2013年
【視聴者のこえ】
・都市基盤の整備(復旧)はかなり地道な作業であるのが理解できた。早急さが求められるが、その困難さを理解できた。(2013年3月上映会)
・震災後、あちこちで行われていたはずの復旧作業。映像で見ると、あまり当時目にした記憶がないことに気づいた。自分自身もいろいろなことに追われて、まわりが見えていなかったのかなあ・・・ 震災の記憶の風化が叫ばれる今、継続して記録活動に参加している方々には頭が下がります。映像や編集も見やすかったです。(2013年3月上映会)
本作品は、せんだいメディアテーク 2階 映像音響ライブラリー/視聴覚教材ライブラリーにて、貸出・視聴サービスをご利用になれます。
DVDの貸出状況のご確認には、仙台市図書館ウェブサイトの資料検索をご利用ください。
※「ともにある Cinema with Us」東日本大震災、それにともなう原発事故という未曾有の体験と、そこから生まれ続ける課題を改めて見つめ、伝えていくプログラム。映画・映像に何が出来るのかを問い、YIDFF 2011からスタートしたプロジェクトを継続・深化させる。https://www.yidff.jp/2013/2013list.html#p12