鳥居の奥、左の白い建物の前に建つ左から二番目がその石碑。
「昭和八年三月三日 大震嘯記念」という題字が右から左に読む形で記されています。
大震嘯(だいしんしょう)とは大津波のことを意味していると考えられます。
中央部分には大きく
「一 地震があつたら津波の用心
一 津波が来たらこれより高い所へ
一 危険区域内に住居をするな」
と記されています。
東日本大震災ではこの石碑の場所まで津波が来たようですが、「これより高い所」にある五十鈴神社の社殿までは来なかったようです。
2012年1月に再び訪れると、背後の建物はすでに撤去されており、石碑だけが残っていました。
【参考リンク先】
国土交通省 東北地方整備局 道路部 「津波被害・津波情報アーカイブ」
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