気仙沼の離島・大島で椿をつくっている小野寺栄喜さん。当日は気仙沼市内の喫茶店でコーヒーを飲んでいたところでした。側溝から水が吹き出す以外は、津波を直接見なかったそうです。市内の様々な場所に避難し続けて、寝られない夜を過ごしました。次の日、ヘリコプターに偶然乗せてもらい、大島に戻ることができました。それ以後は避難所(大島小の体育館と開発センター)のお世話をしました。 ご自宅は今回の津波の被害から免れました。実は、ご先祖が明治29年の三陸大津波の被害に遭い、その後、元の場所から少し上の高台に自宅を建てなおしていました。 <取材協力> 仙台ゾウ・プロジェクト http://samidare.jp/szp/ 関連記事: 気仙沼大島 その1 気仙沼大島 その2 海と津波のはなし 高橋七男さん 014 大学院生